豊かな暮らしを
育んだ三瓶火山
文武両道・鎮魂・勝運の神
物部神社
もののべじんじゃ
大和の豪族、物部氏の始祖とされる宇摩志麻遅尊(うましまじのみこと)をまつる物部神社は、三瓶山から流れる静間川が忍原川と合流する大田市川合町に鎮座します。
その社殿は荘厳で、春日造として国内最大の本殿を有します。
物部氏との関わりと同時に、三瓶山の名称の由来とされる「瓶」が御神体の「一瓶社」を境内社としてまつるなど、古くからの三瓶山への信仰をうかがわせる神社でもあります。
7月に行われる御田植祭は、童女を三瓶山から招いた田の神「サンバイサン」の化身と見立てて執り行われます。
童女のサンバイサンは、三瓶山の古名、佐比賣山が示す「サ(農耕)の姫」も連想させる存在です。
大和の豪族、物部氏の始祖とされる宇摩志麻遅尊(うましまじのみこと)をまつる物部神社は、三瓶山から流れる静間川が忍原川と合流する大田市川合町に鎮座します。
その社殿は荘厳で、春日造として国内最大の本殿を有します。
物部氏との関わりと同時に、三瓶山の名称の由来とされる「瓶」が御神体の「一瓶社」を境内社としてまつるなど、古くからの三瓶山への信仰をうかがわせる神社でもあります。
- 1三瓶山の名称由来伝承
- 物部神社に伝わる伝承では、三瓶山から3つの瓶が現れ、物部神社と浮布の池、三瓶大明神(現高田八幡宮)に収まったといわれています。この3つの瓶が、「三瓶」の名称由来とするものです。
- 2サの姫
- 「早月」、「早乙女」のサは農耕を意味します。三瓶山の古名、佐比賣山に関わる伝承に、雁の背に乗ってやってきた小さな姫神「サヒメ」が三瓶の地で種を蒔いたというものがあり、この伝承でもサヒメは農耕の姫神とされます。
- 物部神社
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- 〒694-0011
島根県大田市川合町川合1545 - TEL:0854-82-0644
- 〒694-0011